黄体ホルモン療法はどんな治療法?副作用はありますか?

黄体ホルモン療法はどんな治療法?副作用はありますか?

 

黄体ホルモン療法は子宮内膜症の治療法の1つです。

 

黄体ホルモンは、女性ホルモンの1つである卵胞ホルモンの分泌を抑えることで、
排卵を停止させ、さらには、子宮内内膜症の病巣に直接作用し、
縮小させる効果を持っています。

 

子宮内膜症の薬物療法において、
効果の強い偽閉経療法と、副作用の少ない低用量ピルの
中間の効果と副作用を持つものです。

 

この黄体ホルモン療法は、低用量ピルと同様に、
何年でも継続して服用することができます。

 

しかし、この黄体ホルモン=プロゲステロンは、
アンドロゲン作用とエストロゲン作用の両方を持つため、
アンドロゲン作用の副作用であるニキビの誘発や、
脂質への影響を考慮しながら用いていました。

 

近年、第4世代の合成黄体ホルモン、
ジエノゲスト(ディナゲスト錠)が発売されました。
このジエノゲストは、アンドロゲン作用を全く持たない、
合成黄体ホルモンです。

 

アンドロゲン作用による副作用は見られませんが、
やはり、更年期様症状が見られます。

 

発汗、めまい、のぼせ、イライラ、頭痛などや、
生理日以外での不正出血が多いと言われています。
また、服用しはじめには、吐き気が見られますが、
徐々に軽減していきます。

黄体ホルモン療法はどんな治療法?副作用はありますか?関連ページ

どんな病気ですか?
10代〜20代で発症するケースも多くなっている子宮内膜症。ところで子宮内膜症はどんな病気なのでしょうか?
どんな症状があるの?
子宮内膜症の症状は多岐にわたります。また発症部位によっても違いがあります。子宮内膜症はどんな症状があるのでしょうか?
薬による治療法
子宮内膜症の薬物治療による治療には、大きく分けて、偽閉経療法、低用量ピル、黄体ホルモン療法があります。それぞれについて詳しくご紹介しています。
手術はどんな方法?
子宮内膜症の手術は、以前は開腹手術が一般的でしたが、近年では、腹腔鏡下手術が主流になっています。それぞれの手術の内容についてご紹介しています。
不妊症との関係
最近では若い女性にも増えてきた子宮内膜症。不妊症との関係も気になるところ。子宮内膜症が原因で不妊症になることはあるのでしょうか?
偽閉経療法と副作用
子宮内膜症の薬物治療で、最も治療効果の高い方法と言われている偽閉経療法。偽閉経療法はどんな治療法で副作用はあるのでしょうか?
低用量ピルと副作用
子宮内膜症の第1選択薬と言える、低用量ピル療法。低用量ピルはどんな治療法で、副作用はあるのでしょうか?
子宮内膜症は再発する?
若い女性にも増えてきた子宮内膜症。治療して一旦治ったとしても、もし再発する病気だと厄介。子宮内膜症は再発する病気なのでしょうか?
放置するとどうなる?
子宮内膜症は、徐々に進行していく病気。治療しないで放置しておくとどうなりますか?
食事・食べ物について
子宮内膜症は、できることなら薬物治療や手術はしたくありません。子宮内膜症を改善する食事とか避けた方がいい食べ物はあるのでしょうか?
低容量ピルの性交痛効果
子宮内膜症の症状で多い性交痛は。低容量ピルの服用で子宮内膜症からくる性交痛は改善しますか?