低用量ピルはどんな治療法?副作用はありますか?

低用量ピルはどんな治療法?副作用はありますか?

子宮内膜症の第1選択薬と言える、低用量ピル療法。

 

低用量ピルは、元来、避妊用ピルとして作られました。しかし、避妊以外の効果=副作用が注目され、今では、低用量ピルが子宮内膜症の治療薬として、適応をもつようになりました。

 

低用量ピルは、ごく少量の卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)が配合されています。このごく少量の女性ホルモンが、脳下垂体に働き、性腺刺激ホルモンの分泌を抑えることて、排卵が抑えられます。

 

子宮内膜症の治療である偽閉経療法は、投与制限がありますが、この低用量ピル療法は、投与制限がありません。低用量ピルにより、妊娠しているときと同じ状態になるため、偽妊娠療法とも呼ばれています。

 

低用量ピルとはいえ、やはり副作用はあります。飲みはじめには、不正出血が起こりやすいです。ついで、吐き気や頭痛、乳房の張り・乳房痛、むくみ、ニキビなどがよくおこります。

 

低用量ピルにより、体内のホルモンバランスの変化によるもので、2〜3ヶ月くらい経つと、徐々に軽減されます。>まれに、血栓症を起こす場合がありますので、手足の痛みやしびれ、突然の息切れ、視力低下などの症状が現れた場合には、すぐに受診してください。

低用量ピルはどんな治療法?副作用はありますか?関連ページ

どんな病気ですか?
10代〜20代で発症するケースも多くなっている子宮内膜症。ところで子宮内膜症はどんな病気なのでしょうか?
どんな症状があるの?
子宮内膜症の症状は多岐にわたります。また発症部位によっても違いがあります。子宮内膜症はどんな症状があるのでしょうか?
薬による治療法
子宮内膜症の薬物治療による治療には、大きく分けて、偽閉経療法、低用量ピル、黄体ホルモン療法があります。それぞれについて詳しくご紹介しています。
手術はどんな方法?
子宮内膜症の手術は、以前は開腹手術が一般的でしたが、近年では、腹腔鏡下手術が主流になっています。それぞれの手術の内容についてご紹介しています。
不妊症との関係
最近では若い女性にも増えてきた子宮内膜症。不妊症との関係も気になるところ。子宮内膜症が原因で不妊症になることはあるのでしょうか?
偽閉経療法と副作用
子宮内膜症の薬物治療で、最も治療効果の高い方法と言われている偽閉経療法。偽閉経療法はどんな治療法で副作用はあるのでしょうか?
黄体ホルモン療法と副作用
子宮内膜症の治療法の1つが黄体ホルモン療法。偽閉経療法や低用量ピルとどんな違いがあるのか?また黄体ホルモン療法の副作用はないのでしょうか?
子宮内膜症は再発する?
若い女性にも増えてきた子宮内膜症。治療して一旦治ったとしても、もし再発する病気だと厄介。子宮内膜症は再発する病気なのでしょうか?
放置するとどうなる?
子宮内膜症は、徐々に進行していく病気。治療しないで放置しておくとどうなりますか?
食事・食べ物について
子宮内膜症は、できることなら薬物治療や手術はしたくありません。子宮内膜症を改善する食事とか避けた方がいい食べ物はあるのでしょうか?
低容量ピルの性交痛効果
子宮内膜症の症状で多い性交痛は。低容量ピルの服用で子宮内膜症からくる性交痛は改善しますか?